ケエブズ株式会社の創業物語です。

創業物語創業物語

平成7年当時、私が22歳の頃、友人が勤めていたリフォーム会社の塗装部に、友人の誘いで仕事に就き、そこで初めて「塗装」と出会いました。


それから2年後、その友人ともう一人との3人で、24歳の時に「三友塗建」と言う屋号で、塗装店を始めます。
当時、私以外の二人は職人で、私は前職で営業を経験していたため、私が飛び込み営業をして二人が現場をこなすという流れでした(ちなみに、私は代表者ではありませんでした)。


塗装の様子

そんな日々の中、ある一人のお客様と出会います。
S様というご家庭の奥様です。
S様には、旦那様と二人の娘さんがいらっしゃいました。私が娘さんとそう変わらない年齢のせいか、S様のご家庭へ飛び込み営業に行った私を信用してくださり、工事をさせていただきました。それだけではなく、たくさんのお客様をご紹介して頂いたりと、特別可愛がってくださいました。


今思えば、やっぱり「家に息子がいたらこんな感じなのかもしれない」という目で、私を暖かく見ていてくれていたのだと思います。

そして2005年5月に、私は、ケエブズという屋号で創業しました。


S様と10数年の良いお付合いを変わらずにさせていただいていた、ある秋の日の夕方、私はS様の家に菓子折りを持って、ご挨拶に行きました。日が暮れるのが早く、辺りは暗くどこの家庭も電気が点いているなか、S様宅は電気が点いていなく、お留守のようでした。不思議に思い、奥様の携帯に電話してみたところ、病院に入院しているとのことだったので、そのまま病院に行きました。


外壁画像

見た感じではまったくご病気のように見えず、お元気そうだったので、あまり心配しませんでした。 病院にてS様が仰った言葉で、はっきり覚えていることが、 「加藤さん、娘の家がサイディングを張ってから、冬場、結露で悩まされているんだけど、何か良い解決方法はない?」と私に尋ねられたことです。


その時、深く感じた事があります。


「親ってすごいなぁ~!」


自分が体調を崩し入院していて、おまんじゅうが喉を通らないような時でも、娘さんの生活の不自由を気にしているんだなと、その時、そうはっきりと深く思った事を今でも憶えています。


それから、数ヵ月後にS様が亡くなったのを新聞のお悔やみで知り、お通夜に行かせていただき、旦那様と娘さん達ご夫婦にお会いしました。娘さん達にお会いするのは、そこが初めてだったと思います。それから私は結露の解決方法について、いつも気にしてました。

そういった中で、2010年に自宅と事務所を新築しました。
その時に、家の24時間換気システムの工事をしてくださった、換気専門の方と出会いました。
換気を専門で工事している会社は、ここ旭川には2社しかない事など、色々お話を聞かせて頂いているうちに、

「この人ならS様の娘さんの家の結露を必ず直せる!見つけた!!」と思いました。


それから直ぐに、S様の娘さんに連絡をとり、見積もりをお出しし、工事をさせて頂きました。
換気屋さんはすぐに原因が分かり、すんなりと工事も終わり、思ったよりも費用はかかりませんでした。


「冬の間、煩わしかった朝夕の窓の吹き掃除もしなくてすむようになりました。加藤さん神様みたい!」
と、とても喜ばれた時は、私も本当に嬉しかったです!
間違いなく、この体験は社会に出て働くようになってから、1番の喜びでした。


これは、とてもお世話になった大好きなS様とお会いできた最後に、S様が仰ってた
「加藤さん、結露の解決策で何か良い方法は無い?」
という娘さんのことを心配する言葉が、遺言のように強く心に残っていたので、解決できて本当に良かったと思いました。


S様が亡くなられてから3年後、残念ながら旦那様もS様のところに行きました。きっと天国でお二人仲良くされていることと思います。


S様の世代から、娘さん達の世代へと繋がったこの経験が、お客様と私との理想の関係性だと思い、ケエブズ経営理念の1番目が
「私達はお客様との一生のお付合いを目指します」
になりました。

人物画像

大切なことは、周りの人やお客様が教えてくださったり、気付かせてくださったりしてるんだと、いつも思います。


毎日が感謝の連続です。


この経験や気持ちを忘れる事なく、今後出会うお客様にも、私達ができることを全力でやっていきたいと思っています。
これからも出会う大切な人やお客様とのご縁を一つひとつ大切にしていきます。

ケエブズ株式会社
代表 加藤正明

人物画像2

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